2019年9月16日(月)

ASEANが外相全体会合 南シナ海問題など議論

2019/7/31 9:29
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【バンコク=村松洋兵】タイのバンコクで31日、東南アジア諸国連合(ASEAN)外相会議の全体会合が始まった。10カ国の外相が一堂に会し、一部加盟国が中国と領有権を争う南シナ海問題などについて協議する。同日には中国とASEANの外相会談も予定される。中国が軍事拠点化を進める南シナ海について、紛争回避に向けた交渉の進展が焦点になる。

ASEAN外相会議は南シナ海問題などを議論する(南シナ海の南沙諸島)=ロイター

議長国を務めるタイのプラユット首相は開会式で「私たちは地域の一員であり、平和と安全が目標だ」と述べた。

南シナ海を巡っては中国の海洋調査船が7月に南沙(英語名スプラトリー)諸島近辺で海洋調査を実施し、中国とベトナムの船舶がにらみ合いになった事態が明らかになった。ASEANは外相会議の議長声明に南シナ海問題に関して「懸念」の文言も盛り込み、「状況を複雑にさせる行動は避けるべきだ」として中国をけん制する方向で調整している。

ASEANと中国は南シナ海の紛争回避に向けた「行動規範」の策定を目指す。ASEAN外交筋によると、7月下旬に事務レベルで各国が記載を求める文言を列記した素案の確認作業が完了しており、交渉は一定の進展が見込まれる。

ASEAN外相会議ではミャンマーのイスラム系少数民族ロヒンギャの難民問題や、北朝鮮も参加する8月2日のASEAN地域フォーラム(ARF)に向けて朝鮮半島の非核化についても議論する見通しだ。

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