2019年9月17日(火)

NY州、米銀キャピタル・ワンの情報漏洩を調査へ

2019/7/31 6:42
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【ニューヨーク=宮本岳則】ニューヨーク州のジェームズ司法長官は30日、米銀大手キャピタル・ワン・ファイナンシャルから1億人分の個人情報が漏洩した問題で、調査を開始すると発表した。声明で「被害に遭ったニューヨーク州の住民に、確実に十分な救済措置がとられるようにする」と述べた。同日の株式市場ではキャピタル・ワン株が一時、前日比8%安まで売り込まれる場面があった。

NY州もキャピタル・ワンの調査に乗り出した=AP

米キャピタル・ワンは29日の日中取引終了後、ハッカーから約1億人分の個人情報が不正アクセスを受けたと公表した。社内のIT(情報技術)システムの脆弱性を突かれ、クレジットカード利用申請者の氏名や住所、自己申告の収入などに加え、一部の顧客は社会保障番号も閲覧可能な状態になった。米司法省は同日、不正アクセスの容疑者として米シアトルの企業で働いていた元技術者の身柄を拘束したと発表していた。

ジェームズNY州司法長官は30日の声明で「金融機関はあまりにも日常的にコンピューターへの不正侵入を許している」と指摘し、「情報漏洩に十分な防御策を講じているのか、疑問が生じている」と述べた。キャピタル・ワンはすでにシステムの欠陥部分を修正したと説明しているほか、現時点で盗まれた情報の拡散や悪用は確認されていないとしている。

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