米PCE物価 1.4%上昇 6月、8カ月連続目標割れ

2019/7/30 22:16
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【ワシントン=長沼亜紀】米商務省が30日発表した6月の個人消費支出(PCE)統計によると、米連邦準備理事会(FRB)が金利政策の判断で重視するPCE物価指数は前年同月比1.4%の上昇にとどまった。上昇率は前月と変わらず、FRBが目標とする2%を8カ月連続で下回った。

6月の米個人消費支出物価指数は、前年同月比1.4%の上昇にとどまった=AP

変動の激しい食品とエネルギーを除くコア指数は1.6%上昇した。上昇率は前月から0.1ポイント高まったが、ダウ・ジョーンズまとめの市場予測(1.7%程度)に届かず、2%を6カ月連続で下回った。

前月比ベースではPCE物価指数は0.1%、コア指数は0.2%上昇した。

FRBは物価上昇の鈍さを懸念している。貿易摩擦や海外経済の減速など先行きの不確実性が高まっていることもあり、市場は30~31日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げを織り込んでいる。

同時に発表されたPCE(季節調整済み、年率換算)は前月比0.3%増加した。伸び率は前月から0.2ポイント縮小した。個人所得は前月比0.4%増加し、伸び率は前月と変わらなかった。

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