心臓の副作用調査、抗がん剤治療指針整備 腫瘍循環器学会
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日本腫瘍循環器学会は2020年初めにも、抗がん剤による心臓の副作用についての詳細な調査に乗り出す。治療現場では様々な抗がん剤が使われて投与期間も長くなり、心臓や肺などの副作用に苦しむ患者が増えている。日本人の状況を詳細に調べて、治療指針の整備などにつなげる。
抗がん剤はがんだけでなく正常な臓器や組織も攻撃するため脱毛や下痢など様々な副作用が起こる。一部の薬は心臓の働きを弱めたり、血栓を作りやすく...
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