2019年9月18日(水)

米中貿易協議が開始 初めて上海で

米中衝突
貿易摩擦
ファーウェイ
2019/7/30 20:38
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【上海=原田逸策】米国と中国の閣僚級の貿易協議が30日夜、中国・上海で始まった。中国は大豆や豚肉など米国産農産品の輸入を始めており、中国側が求める通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)への制裁緩和に米国が応じるかどうかが一つの焦点となる。

米中の閣僚級貿易協議が上海で開かれるのは初めて(写真は5月のワシントンでの協議)=ロイター

米交渉団は30日午後、宿泊先の上海市内のホテルに到着し、夜から中国側とのワーキングディナーに臨んだ。31日も協議を続ける。交渉には米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表、ムニューシン米財務長官、中国交渉団を率いる劉鶴副首相らが参加した。対面協議は5月に事実上決裂して以来。米中は6月末の首脳会談で閣僚協議の再開で合意していた。

首脳会談ではトランプ米大統領が中国に米国産農産物の購入を迫る一方、ファーウェイの制裁緩和に言及した。国営新華社によると、一部の中国企業は大豆、綿花、豚肉などで米国側と契約を結び始めている。ファーウェイの制裁緩和は実現しておらず、中国は農産物購入で米国に圧力をかける思惑がありそうだ。

昨年始まった閣僚級の米中協議はこれまで北京かワシントンで開いており、上海での開催は初めて。中国には金融センターや貿易都市として発展する上海で開き、市場開放策をアピールする狙いもあるとみられる。

一方、トランプ氏は30日、ツイッターで「我々のチームは現在交渉しているが、(中国は)いつも利益のために最後に取引を変えてくる。中国は非常にひどいことをしている」などと中国の姿勢を批判した。

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