2019年9月23日(月)

静岡銀、県境越え連携加速 山梨中銀などと地場産品販売

2019/7/30 20:12
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静岡銀行が県境を越えた連携を強めている。今月、山梨中央銀行、中日本高速道路(NEXCO中日本)と協定を締結。9月にもNEXCO中日本が運営する電子商取引(EC)サイトに静岡・山梨両県の特集ページを設け、地場産品を販売する。首都圏でも各地銀が得意分野で手を結ぶ業務提携が進んでおり、こうした動きはますます加速しそうだ。

3社の連携は、中部横断自動車道の静岡、山梨両県を結ぶ区間が3月に開通したことを契機に実現した。協定ではサービスエリア(SA)・パーキングエリア(PA)での県産品の販売を中心に、地域インフラのPRによる企業誘致にも取り組む。両行は取引先の企業の販路拡大を目指す。NEXCO中日本は高速道路の利用促進を狙う。

これまでも両行は横浜銀行を含む3行で県東部の富士・箱根・伊豆地域の観光振興を目的とした連携協定を2018年10月に結び、地域のサイクルツーリズムを推進してきた。

10日には関東で地銀首位の横浜銀と3位の千葉銀行が業務提携を発表した。人口減少など将来への強い危機感から、体力のある地銀でも連携しやすい分野から手を組む状況だ。

静岡銀の幹部は山梨中央銀との関係について、横浜銀と千葉銀のような銀行業務での提携まで踏み込んだものではないとしつつ「(静岡銀と山梨中銀も)手を組むところは手を組み、競争するところは競争してやっていく」とした。

超低金利が長引き、金融機関のこれまでのビジネスモデルが立ちゆかなくなる中、業務提携で収益力を高める動きはますます加速しそうだ。

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