広がる信託、事業会社の参入相次ぐ
再エネ・商業施設の管理など
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財産の管理や運用を担う信託業務に事業会社の参入が相次いでいる。信託会社として登録する企業はこの春までの5年でほぼ倍増。再生エネルギー設備や留学費用、地方の商業施設の管理といった信託銀行が手掛けてこなかった新分野で需要を掘り起こしている。高齢化や国際化を背景に、信託の新たな担い手が存在感を高めそうだ。
そもそも信託業務とは何か。金銭や不動産などの財産を持つ人が第三者に財産権を引き渡し、その第三者が目...
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