大豊工業、決算発表を延期 米子会社の不適切会計処理で

2019/7/30 13:56
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自動車部品メーカーの大豊工業は30日、同日に予定していた2019年4~6月期連結決算の発表を延期すると発表した。米国の子会社で15年から18年までの期末在庫を実際よりも多く計上する不適切会計処理の疑いが判明したため。累計約5億円が過大に計上されている可能性があるという。事実関係の調査などを経て決算を発表する予定だ。

大豊工業は自動車の軸受け製品などを手掛けている。同社は社外の第三者を含む調査委員会を早急に立ち上げて、事実関係の確認、原因究明などを進める考えだ。現状、4~6月期決算の新たな発表日は未定という。

期末の在庫が実際よりも多く計上されていた場合、製造原価が少なくなり、利益が実態よりも大きく出る。このため、過年度の貸借対照表の資産に加えて、損益計算書の利益も修正する必要が出てくる。同社の19年3月期の連結業績は売上高が前の期比1%減の1134億円、純利益が27%減の30億円となっていた。

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