ニュー・イノベーションズ、AIでコーヒー需要を予測

2019/7/30 12:36
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ロボット開発スタートアップのニュー・イノベーションズ(東京・文京)は30日、ほぼ待ち時間なくコーヒーを受け取れる無人コーヒーマシンの実証実験を始めると発表した。気象データや販売データを基に需要を予測し、顧客が来る前にコーヒーを注いでおく仕組み。2020年夏の実用化を目指す。

AIによる需要予測を基に、自動でコーヒーを入れる(CGによるイメージ)

南海電鉄の大型複合ビル「なんばスカイオ」で、8月1日から31日まで、ニュー・イノベーションズが開発した無人コーヒーマシン「√C」を設置する。気温や天気、湿度などのデータに加えて√Cでコーヒーが売れた日時などの販売データを参考して、人工知能(AI)が何時に何杯売れるかを予測する。

顧客が来そうなタイミングに合わせ、注文がなくてもあらかじめ豆を引いてコーヒーを入れて用意しておく。このため、ほとんど待ち時間なく提供できるという。今回の実証実験では一般の利用者に1杯300円で販売し、需要予測AIの精度を高める。

√Cは幅2メートル15センチ、高さ2メートル、奥行き1メートル35センチと大型のマシン。駅のホームやオフィスビルへの設置を想定している。ニュー・イノベーションズの中尾渓人最高経営責任者(CEO)は、18歳だった17年に起業した。ベンチャーキャピタルのザシードキャピタル(東京・渋谷)とディープコア(東京・文京)を引受先とした第三者割当増資と金融機関からの借り入れで、18年秋以降に総額7000万円を調達している。

(若杉朋子)

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