2019年8月22日(木)

米銀、1億人分情報漏洩か 容疑者はアマゾン元技術者?

金融機関
北米
2019/7/30 11:20
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【ニューヨーク=宮本岳則】米銀大手キャピタル・ワン・ファイナンシャルは29日、外部からの不正アクセスでクレジットカード利用者など1億600万人分の個人情報が漏洩した可能性があると発表した。米連邦捜査局(FBI)は容疑者1人の身柄を拘束した。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)電子版は、情報漏洩ならば大手銀行として過去最大規模になると伝えた。

詐欺などの被害は確認されていないという。

漏洩した可能性があるのは米国とカナダのクレジットカード利用者や申請者の個人名や住所、連絡先など。社会保障番号も14万人分が漏れたことが考えられるという。

キャピタル・ワンはインターネット上でサーバーを貸し出す「クラウドサービス」を利用し個人情報を保存している。容疑者は同社システムの欠陥を突いて不正アクセスし、個人情報を閲覧できる状態だった。

米司法省は29日、FBIの捜査によって、米シアトルの企業に勤めていた技術者を拘束したと発表した。WSJは、キャピタル・ワンが使っていたのはシアトルに本拠を置く米アマゾン・ドット・コムのクラウドサービスで、容疑者はアマゾンのクラウド部門の元従業員だと報じた。

キャピタル・ワンはクレジットカードや消費者向け金融などを手掛ける金融持ち株会社。調査会社S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスによると米銀総資産額で上位10位内に入る。

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