2019年9月20日(金)

風疹患者、全国で2000人超 昨年上回るペースに
大都市中心に流行続く

2019/7/30 11:08
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国立感染症研究所は30日、今年の風疹患者数が2004人になったと発表した。昨年夏に始まった流行は首都圏を中心に続いており、今年の患者数が昨年の2917人を上回るペースだ。厚生労働省はワクチン接種の徹底を呼び掛けている。

21日までの1週間に新たに22人の患者が報告された。地域別では東京都が累計736人で最も多く、神奈川(246人)、千葉(176人)、埼玉(173人)、大阪(120人)、福岡(82人)と続いた。首都圏や大都市圏で目立つ。

風疹は患者のくしゃみやせきを介して感染し、発疹や発熱などが現れる。妊娠初期は胎児に感染する危険があり、出生後に目や耳、心臓などに障害が生じる「先天性風疹症候群」を発症する恐れがある。埼玉県と東京都、大阪府で今年、男児計3人が報告された。母親に風疹の症状が見られなかったケースもあり、今後の増加も懸念される。

ワクチンを接種できない妊婦が家族や職場の同僚らから感染するのを防ぐため、厚労省は、定期接種の機会がなく感染リスクが高い40~57歳の男性を対象に3年間、抗体検査やワクチン接種を無料とする追加対策を実施している。〔共同〕

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