「成長促進に利下げ重要」 メキシコ大統領、中銀に要望

2019/7/30 6:05
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【ニューヨーク=丸山修一】メキシコのロペスオブラドール大統領は29日、米ブルームバーグ通信とのインタビューで「経済成長を促すために利下げは重要だ」と話した。メキシコ経済は同氏の政権誕生後、成長鈍化が目立っている。メキシコ銀行(中央銀行)の独立性は尊重するとしながらも、金融緩和による経済活性化を要望した形だ。

メキシコのロペスオブラドール大統領=ロイター

インタビューでは「メキシコ銀は物価上昇を監視している。これは悪いことではない」としたうえで、経済成長を促進するには利下げが重要だと指摘した。メキシコの政策金利は金融危機の影響で引き下げられた後、現在は8.25%まで引き上げられた。インフレの抑制や、これまでの米国の金利引き上げを受けた通貨防衛が主な目的だ。

一方、1~3月期の国内総生産(GDP)は実質ベースで前期比マイナスになるなど減速感が出ている。直近ではインフレ率もメキシコ銀が目標としている3%台に収まってきており、市場では2019年後半には利下げに踏み切るとの見方が強まっている。

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