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列島、猛暑日や真夏日相次ぐ 熱中症の救急搬送400人超

(更新)

太平洋高気圧に覆われた日本列島は29日、各地で気温が上昇し、全国926観測地点のうち、8割弱の728地点で猛暑日や真夏日を観測した。熱中症とみられる救急搬送者は少なくとも400人を超えた。今週は夏空が続く見込みで、気象庁は水分・塩分補給など熱中症対策を呼び掛けた。

気象庁は同日、関東甲信地方が梅雨明けしたとみられると発表。梅雨のない北海道を除き、梅雨明けしていないのは東北のみとなった。

ドライミストが稼働するアーケードを歩く人たち(24日、東京都豊島区)

29日は広範囲で晴れて強い日差しが照りつけ、午後5時時点で728地点が最高気温30度以上(真夏日)となり、うち70地点は同35度以上(猛暑日)となった。

岐阜県揖斐川町で37.2度、岩手県釜石市で37度を記録し、岩手県岩泉町は35.5度で、7月としての観測史上最高気温となった。

熱中症とみられる救急搬送者の数は東京消防庁管内121人、愛知県94人、神奈川県49人、千葉県37人、宮城県33人、岐阜県と群馬県がそれぞれ29人、三重県23人、静岡県19人、石川県15人。長野県の諏訪市や富士見町でもそれぞれ1人が搬送された。

大阪府枚方市の遊園地「ひらかたパーク」では28日に同市の男性アルバイト(28)が着ぐるみを着てダンスの練習をした後に意識を失い、搬送先の病院で死亡、熱中症が原因だった。

今年の梅雨は東日本や北日本の太平洋側を中心に日照時間が短く、記録的な「梅雨寒」となっているが、今後は気温の高い日が続きそうだ。高気圧に覆われて晴れる影響で、東・西日本は8月2日ごろにかけて、北日本は30日から8月3日にかけて35度以上の猛暑日になる地点がありそうだ。気象庁は熱中症などの健康管理や農作物の管理に注意を呼びかけている。

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