2019年9月17日(火)

黒人下院委員長を攻撃 米大統領、人種問題再燃

2019/7/29 10:37
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【ワシントン=共同】トランプ米大統領は27日のツイッターで、政権への対決姿勢を強める黒人のカミングス下院監視・政府改革委員長(民主党)を激しく攻撃し、東部メリーランド州ボルティモアの地元選挙区についても「ネズミがはびこり、吐き気がするめちゃくちゃな場所だ」と口汚く非難した。

人種差別発言で物議を醸すトランプ米大統領=ロイター

これに対しペロシ下院議長(民主党)が「われわれは人種差別的な攻撃を拒絶する」と批判するなど多くの議員やボルティモア市長が猛反発。新人女性議員4人に対して「国に帰れ」と攻撃した発言に続き、再び非白人議員を狙い撃ちした今回の発言を巡り人種差別論争が再燃しそうだ。

トランプ氏は「カミングス議員は南部国境の状況について声を荒らげたが、彼の選挙区の方が実際ははるかに危険で米国最悪とされる」と批判。「なぜ多くの資金が投入されたのに米国で最も危険なのか。あそこに住みたい人間はいない」などと繰り返し非難するツイートを続けた。

米メディアによると、ボルティモアは全米で3番目に治安の悪い都市で、カミングス氏の選挙区は人口の53%が黒人。

ウォーレン上院議員(民主党)は「ドナルド・トランプは許しがたい人種差別発言をした。議員と選挙区の住民に対する侮辱だ」と批判した。

下院監視・政府改革委員会は今年、トランプ氏の不倫問題や長女イバンカさん起用などの縁故主義、ロシア疑惑、未公開の納税申告書などを巡り政権に召喚状を出すなどして追及を続けている。

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