男性用下着にも解放感、グンゼ 8月発売

2019/7/29 11:01
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男性用下着にも解放感を――。グンゼは29日、完全無縫製の男性用パンツを8月上旬に発売すると発表した。女性用で同様の下着はあるが、男性向けでは珍しいという。締め付け感を軽減した高付加価値品と位置づけ、価格は世間の一般的な製品の2倍以上の税別1800円とする。2020年1月までに8万枚の販売を目指す。

縫い目をゼロにし、締め付け感を軽減した

新製品「エアーズ シーム オフ」は独自の接着技術などで縫い目をなくしたほか、生地の形状を細かく調整し、着用圧を従来と比べヒップは約20%、裾回りは約30%軽減した。女性用では完全無縫製は多いが、男性向けは縫製で出していた前部分の立体感を確保するのが難しかった。生地の接着や型紙など12の特許技術(申請中含む)を活用し、30回程の試着を経て完成した。

同社は2018年7月に腰ゴムをなくした男性用パンツ「エアーズ」を発売。1500円程度と高めの価格設定ながら70万枚以上売れ、電子商取引(EC)サイトで「縫い目がないものも履いてみたい」との要望が集まり、開発に踏み切った。

女性用ではファーストリテイリングが08年に本格発売した「ブラトップ」や、各社が販売するノンワイヤブラがヒットするなど「ストレスフリー」製品が人気を集める。一方で「男性はストレスフリーに女性ほど関心がなかった」(インナーウエア事業本部の武安秀俊氏)。男性用にも解放感という概念を持ち込み男性自身が気づいていない潜在需要を掘り起こす。

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