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コーツ米国家情報長官が退任へ トランプ氏が発表

【ワシントン=永沢毅】トランプ米大統領は28日、コーツ国家情報長官が8月15日付で退任し、後任に共和党のジョン・ラットクリフ下院議員(53)を指名するとツイッターで発表した。コーツ氏は北朝鮮の非核化など外交問題を巡ってトランプ大統領と見解が異なるケースがしばしばあり、同氏が不満を漏らしているとの観測が出ていた。

国家情報長官は米中央情報局(CIA)や連邦捜査局(FBI)など米政権の情報機関を統括する閣僚級ポスト。コーツ氏は元上院議員で、2017年3月に就任した。

コーツ氏は18年6月の初の米朝首脳会談後も北朝鮮の非核化に懐疑的な主張を唱え、楽観論を展開するトランプ氏との溝があらわになっていた。トランプ氏が同年7月にロシアによる16年大統領選への選挙介入を否定した際には、すぐさま反論した。

ラットクリフ氏は南部テキサス州4区選出で、州司法長官などを経て15年に初当選した。24日にあったロシア疑惑を巡るモラー元特別検察官の議会証言では、同氏の捜査を鋭く批判した。トランプ氏は「この国のために指導力を発揮し、偉大さを鼓舞してくれるだろう」とツイートした。上院の承認を経て正式に就任する。

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