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かんぽのノルマ廃止へ 日本郵便、不適切販売で

日本郵便は不適切な販売が多数見つかったかんぽ生命保険の保険商品について、2019年度の営業目標や販売員のノルマを廃止する。当面は既存契約者への説明や意向確認などに専念する。過重なノルマは営業担当者へのプレッシャーとなり、新旧契約に重複加入させるなど顧客に不利益を与える問題につながっていた。

かんぽ生命の終身保険や学資保険は、日本郵便の全国2万局の郵便局で売っている。新契約件数に1カ月あたりの保険料をかけた19年度の営業目標は450億円だった。営業目標の撤回で、目標をもとにそれぞれの郵便局や販売員に割り当てられるノルマもなくなる。20年度以降の営業目標やノルマについても見直す方針だが、具体策は今後検討する。

日本郵便は現在、かんぽ生命の保険商品の営業を自粛している。顧客が不利益を受けた疑いのある契約の調査が一段落してから営業を再開する。再開後は販売員の自主的な営業に任せる。販売員の営業手当がなくなる分は補填する方向で労働組合と調整する。

かんぽ生命の保険商品をめぐっては、新旧契約の重複加入による保険料の二重取りや顧客を一時的に無保険状態に置くなど少なくとも9万件を超える契約で顧客に不利益を与えた疑いがある。

日本郵便は日本生命保険など他社の商品も郵便局の窓口で販売している。他社保険も営業を当面自粛するため、営業目標もいったん取り下げる方向だ。

日本郵政の長門正貢社長らが31日に記者会見して説明する。

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