モスクワで政権抗議、600人超拘束か

2019/7/27 23:05
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【モスクワ=石川陽平】モスクワの中心部で27日、9月のモスクワ市議会選に反体制派の野党候補者が登録を認められなかったことに抗議して集会に参加しようとした野党支持者らが警官隊に拘束された。ロイター通信によると、拘束された人数は600人を超えた。9月の統一地方選を前に、野党の排除を進めるプーチン政権への不満が広がる可能性がある。

モスクワで27日、警官隊と小競り合いになった抗議運動の参加者=ロイター

27日の抗議集会は反体制派の野党指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏らが呼びかけた。市庁舎前での集会には3500人以上が参加しようとしたが、警官隊が周辺を封鎖。野党支持者とにらみ合いになり、小競り合いも起きた。

市警察当局は同日「無許可の抗議行動で295人を拘束した」と明らかにした。ロイター通信は600人以上が拘束されたと伝えた。

モスクワ市議会選をめぐっては、市選管がドミトリー・グトコフ、リュボフィ・ソボリ両氏ら多数の野党活動家の立候補を、候補者登録に必要な署名に不備があったとして認めなかった。市当局の許可を得た20日の抗議集会には約2万人の市民が参加し、公正な選挙の実施を求めた。

ナワリヌイ氏は24日、非合法の集会を呼びかけたとして警察に身柄を拘束された。グトコフ、ソボリ両氏ら野党活動家も27日の抗議集会の直前に拘束された。

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