2019年9月22日(日)

EU離脱後にFTA交渉へ 米英首脳が電話会談

英EU離脱
2019/7/27 8:35
保存
共有
印刷
その他

【ロンドン=中島裕介】ジョンソン英首相は26日、トランプ米大統領と電話会談した。首相官邸の報道官によると、両首脳は英国の欧州連合(EU)離脱後のできる限り早い時期に、2国間の自由貿易協定(FTA)交渉に着手することで一致した。自由化の範囲などで野心的なFTAになるよう、両国政府が努力することも確認した。

ジョンソン英首相はEU離脱が、米英の経済関係強化の機会になると考える=ロイター

トランプ米大統領は今のところ、ジョンソン英首相に友好的に対応している=AP

ジョンソン氏が24日に首相に就任してから、トランプ氏と正式に意見を交わしたのは初めて。トランプ氏はまずジョンソン氏に祝意を述べた。そのうえで両首脳は「英国のEU離脱は、両国の経済関係を強くするためのまたとない機会である」との認識で一致した。

ジョンソン氏はEUとの合意なしでも10月末に離脱すると訴えているが、英国内には残留派を中心にEUとの関係が薄れることへの不安が残る。離脱後すぐに米国とFTA交渉に入る約束があることを強調することで、早期離脱のメリットを訴える狙いだとみられる。

両首脳はイラン情勢でも意見を交換した。イランは核合意を一方的に離脱して経済制裁を強める米国に反発して、合意の義務履行の一部を停止したうえ、英タンカーを拿捕(だほ)している。

両首脳は対イランでの協力が必要だと確認し、船舶の航行が脅かされているペルシャ湾の安全確保でも共同で対応することで合意した。

首相官邸の報道官は、米国が主導する有志連合への対応については言及しなかった。

米英関係を巡っては、メイ前英首相の政権下でトランプ政権を批判する駐米英国大使のメモが漏れ、トランプ氏がツイッターで非難していた。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報

新しい日経電子版のお知らせ

より使いやすく、よりビジュアルに!日経電子版はデザインやページ構成を全面的に見直します。まず新たなトップページをご覧いただけます。

※もとの電子版にもすぐ戻れます。