米、中国の「途上国扱い」見直しを WTOに圧力

米中衝突
2019/7/27 4:44
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【ワシントン=鳳山太成】トランプ米大統領は26日、世界貿易機関(WTO)で中国が「発展途上国」と申告して優遇措置を受けるのは不公正だとして、ルール見直しをWTOに働きかけるよう米通商代表部(USTR)に指示した。90日以内に進展がなければ、自主的に途上国扱いをやめると圧力をかけた。30日からの米中貿易協議でも議題になる可能性がある。

トランプ氏はWTOにたびたび不満を示してきた=AP

トランプ氏が大統領令でUSTRに指示した。ツイッターでも「WTOは壊れている。世界で最も豊かな国々がWTOルールを回避して特別扱いを受けるために発展途上国と申告している」と不満を表した。

WTOルールでは、加盟国が発展途上国かどうかを自己申告する。途上国であれば貿易自由化などの義務が免除されるなどの優遇措置がある。

米国は2月のWTO一般理事会で、途上国を「卒業」する条件を決めるルール見直しを提案した。経済協力開発機構(OECD)加盟国や20カ国・地域首脳会議(G20サミット)参加国などの4つの条件を示した。中国は反発しており、全会一致が必要なWTOで見直しのメドは立っていない。

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