「中長距離ミサイル撃たず」、金正恩氏が約束と米国務長官

2019/7/27 0:18
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【ワシントン=永沢毅】ポンペオ米国務長官は25日のFOXニュースのインタビューで、6月30日の米朝首脳会談で北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)委員長が中長距離の弾道ミサイルは引き続き発射しないと約束していたと明らかにした。25日の飛翔(ひしょう)体は北朝鮮が、短距離であれば米国の反発を避けられるとみて発射した可能性もある。

中長距離弾道ミサイル発射凍結を約束した金正恩(キム・ジョンウン)委員長(写真はロイター)

米本土を射程に入れる大陸間弾道ミサイル(ICBM)や米領グアムに達する中距離ミサイルは米国にとって脅威だ。トランプ米大統領は26日、北朝鮮の弾道ミサイル発射について「短距離であり、多くの国も保有している」と述べ、静観する考えを改めて示した。ホワイトハウスで記者団に語った。短距離ミサイルでも同盟国である韓国や日本には脅威となる。

ポンペオ氏によると、金正恩氏は南北軍事境界線がある板門店での米朝首脳会談で、非核化交渉の再開とともに(1)核実験はしない(2)中長距離の弾道ミサイル発射停止を続ける――とトランプ氏に約束した。北朝鮮は2018年4月に核実験とICBMの発射を中止すると発表したが、中距離ミサイル発射凍結に言及したのが明らかになったのは初めて。

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