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広島・小園、プロ初アーチ 4安打の大活躍

三回2死一、二塁、19歳のプロ1号となる打球が右翼に伸びていった。広島の新人、小園が42打席目にして放った一発は、勝ち星に見放されていた先輩、大瀬良を強力に援護したという点でも殊勲大だった。

【26日のプロ野球 結果と戦評】

「浮いてきたスライダー。フルスイングで上からたたくことができた」。二回に151キロの直球を中前に運んでいた。これを受けての変化球攻めだったわけだが、ストライクならとにかく振る、というスタイルの小園は委細構わず強振した。

五回は遊撃の頭を越える二塁打。九回の左翼への適時二塁打には「(無理して三塁に)行けばよかったかな」。サイクル安打を考える余裕があったとは末恐ろしい。打数は少ないが、打率は2割8分9厘に跳ね上がった。

1988年、同じく高校出身の新人遊撃手として新人王となった立浪和義さん(中日)をほうふつとさせるあたり、やはり「何十年に1人」の存在なのかもしれない。

とにかく恐れを知らない。結果を憂えず、初球から振れる打撃だけでなく「一番自信がある」と話す守備でも、ゴロに対して、ちゅうちょなくステップを踏み出せる。野球を仕事とするのに、もっとも大事な資質だ。

田中広の不振で回ってきた出番を一気にものにする勢いだ。7連勝の立役者は「この勢いのまま突き進みたい」。恐れず前に出る姿がそのまま、巻き返しを図るチームの旗印になる。(篠山正幸)

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