ファナック、4~6月48%減益 スマホ・車なお戻らず
証券部 綱嶋亨
[有料会員限定]
ファナックが29日に発表した2019年4~6月期の連結決算は、純利益が前年同期比48%減の232億円だった。米中の貿易摩擦を背景に、中国企業などが設備投資を抑える動きが広まった。スマートフォン(スマホ)に使う工作機械や自動車関連の工場向けロボットなどが、振るわない。景気の動きに左右されないため、新しい顧客を広げようと取り組んでいる。
売上高は26%減の1346億円だった。機械の数値制御装置をはじめとしたFA...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り1201文字