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神戸大、「海洋政策科学部」を新設 21年4月

神戸大学は26日、2021年4月に海事科学部を改組し、「海洋政策科学部(仮称)」を新設すると発表した。これまでは船員や海洋関連のエンジニアの人材育成に軸足を置いてきたが、洋上風力発電や海底資源探査など新たな海洋産業にも対応できる人材や、行政機関などで海洋政策の立案に携わる人材なども幅広く育てる。

新学部では産業技術や海洋開発など自然科学分野だけでなく、海洋法や経済など社会科学分野の知識も幅広く習得することを目指す。専門的に学ぶ分野を柔軟に選択できるほか、練習船を使った実習を全員に経験させるなど、海洋に関する教養や専門知識を多角的に学べるようにする。

入試の方法も見直し、理系科目の能力を重視した従来の選抜方法に加えて文系科目重視型の選抜も新たに導入する。1学年200人の定員や、神戸市東灘区の深江地区にあるキャンパスの所在地などに変更はない。

武田広学長は「日本は海洋立国でありながら国際ルールの策定に参画できておらず、政策提言をできる人材を育てたい。船員の育成でも、AI(人工知能)やIoTなど大きな技術の変化にも対応できる人材を養成したい」と話した。

神戸大の海事科学部は、03年10月に神戸大と神戸商船大学が統合して誕生した。

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