東京モノレール、定期運賃最大24%値下げ 10月から

サービス・食品
2019/7/26 17:20
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東京モノレールは26日、10月1日から定期券の運賃を最大で24.4%引き下げる予定だと発表した。国土交通省に新運賃を申請して認可を受けた後、正式に値下げを実施する。割引率が高いのは、始発終着の浜松町から羽田空港第2ビルなどを結ぶ長距離区間だ。ここ数年、同空港の拡張工事が続き、定期券の発行が増えている。値下げでより多くの利用を促したい考えだ。

10月1日の消費増税に伴い、普通運賃は増税分の1.885%を上乗せする予定だが、定期運賃は下げる。通勤1カ月の定期運賃で現状より最大24.4%引き下げる。たとえばモノレール浜松町駅から羽田空港第2ビル駅までの通勤1カ月定期は1万4920円から、1万1280円になる見込みだ。

羽田空港は国際線の発着枠増加などでターミナルの拡張工事が進んでおり、作業員の鉄道利用が増えている。東京モノレールは「ここ数年、定期券の発行が増えているが、値下げすることでより多くの人に使ってもらいたい」という。

都心から羽田空港までは京浜急行電鉄も乗り入れている。京急も10月1日から羽田空港行きの運賃を引き下げる予定だ。これまで空港線の建設費として基本運賃のほかに170円分の加算運賃を設定してきた。この建設費の回収が進んだため、加算額を50円に引き下げる。

この結果、たとえば品川から羽田空港国内線ターミナルまでは現在は410円だが、10月1日以降は増税に伴う値上げ分も含めて300円になる見通しだ。

都心から羽田空港までは、JR東日本も2029年度をめどに新線を開業する予定。羽田空港路線を巡り、各社の競争がますます激しくなりそうだ。

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