米3M、4~6月は純利益4割減 中国など落ち込む

2019/7/26 5:08
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【ニューヨーク=西邨紘子】米スリーエムが25日発表した4~6月期の決算は、純利益が前年同期比約4割減の11億2700万ドル(約1200億円)だった。中国や新興市場の景気減速で自動車向けなど幅広い産業材の需要が落ち込んだ。混乱が続く南米ベネズエラからの事業撤退に伴う1億6200万ドルの特別損失も重荷となった。

中国の需要落ち込みが業績の重荷に=ロイター

売上高は同3%減の82億ドルだった。販売数量の減少に加えて、ドル高で米国外売上高が目減りした。地域別では、米国外で売上高比率が最も大きいアジア太平洋が4%減った。欧州・中東・アフリカ、カナダ・中南米もそれぞれ9%、3%減った。米国は買収効果で2%増えた。

事業部門別の売上高は道路標識やヘルメット、建材を含む「安全・産業」が9%、「交通・電子」が3%それぞれ減少した。自動車の補修材や接着剤、電子機器向けなど、幅広い産業材の需要が落ち込んだ。一方「ヘルスケア」は6%増と好調で、落ち込みの一部を補った。

3Mは4月、需要縮小を理由に2千人規模の人員削減に踏み切った。マイク・ローマン最高経営責任者(CEO)は4~6月期について「複数の主要市場で(経済)成長減速に直面する中、キャッシュフローの改善とコスト管理を実現できた」とコメントした。

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