フェイスブック、顕在化する「国家」リスク
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【シリコンバレー=中西豊紀】米フェイスブックが24日発表した2019年4~6月期の決算は売上高が前年同期比28%増えた。不祥事のさなかでも高い成長力を示したが、純利益はプライバシー保護にからんだ当局の制裁金が響いて49%減った。対話アプリやデジタル通貨を軸に新たな成長事業を模索するなか、司法省らによる反トラスト法(独禁法)調査も始まるなど「国家」の壁が足かせになりつつある。
「我々のビジネスは成長...
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