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仙台市に「大人食堂」開設 食事無料、労働相談も

生活に苦しむ労働者を支援しようと、仙台市の労働組合「仙台けやきユニオン」が、無料で食事しながら労働相談もできる「大人食堂」を始めた。経済的に不安定な非正規雇用者の比率が高止まりする中、主催者は「気軽に悩みを話せる場になれば」と話している。子ども向けの「子ども食堂」は全国に広がりつつあるが、大人向けは珍しい試みだ。

大人食堂で来場者の相談に応じるボランティア(右)(6月30日、仙台市)=共同

6月30日夜、仙台市の会場では野菜をふんだんに使ったハヤシライスやコールスローなどが振る舞われた。足を運んだ仙台市の40代女性はコールセンターの契約社員で、1日約8時間、週5~6日働き、月給は手取りで16万円ほど。高齢の両親を抱える中、契約の打ち切りが不安といい、万が一、契約トラブルが生じたときの相談先を教えてもらった。「助かる」とほっとした表情だ。

訪れた人は食事しながら、勤務先の給与や環境、悩みなどをアンケートに記し、担当者からの助言や弁護士の紹介を受けられる。大学生ボランティアも運営を手伝う。

厚生労働省によると、求職者1人当たりの求人数を示す有効求人倍率は2018年平均で1.61倍と1973年に次ぐ過去2番目の高水準。一方、総務省の労働力調査では18年平均の非正規雇用者(役員除く)は過去最高の37.8%だった。

同ユニオンの森進生代表は「労働相談と一緒に借金や生活苦の問題の相談を受ける機会が増えた」と食堂を開いたきっかけを話す。5月から始め、計約20人が訪れた。今後も月に1回程度開く予定で、次回は7月26日。〔共同〕

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