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メダル「多様性を意識」 デザイナーの川西さん会見

2019/7/25 11:42
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会見するデザイナーの川西さん(25日、東京都中央区)

会見するデザイナーの川西さん(25日、東京都中央区)

2020年東京五輪で選手に授与されるメダルデザイン発表から一夜明けた25日、デザイナーの川西純市さん(51)が会見し、「メダルが色々な方の応援や思いを反射し、その光が多方向に散らばって誰の目にも届くようにデザインした」と思いを語った。メダルの製作は既に始まっており、20年5月に五輪で授与するメダル全てがそろう見通しだ。

川西さんがメダルデザインに着想を得たコンセプトは「光と輝き」「アスリートのエネルギー」「多様性と調和」の3つ。川西さんは「3つのコンセプトをあわせて渦を巻いているような光の輪をイメージした」と話した。

メダルのデザイン審査会座長の宮田亮平・文化庁長官は「どんな角度でも輝きが感じられるような多面的な造形。唯一無二であり、世界一のデザインだと誇りを持って言える」と話した。

デザインは公募した421人分の案から、オリンピアンやデザイナーで構成される審査会によって選ばれた。

平面デザインや立体デザインの審査を経て、18年7月に川西さんの案に決まった。

川西さんは、平面デザインの審査を通過し、立体審査に入るという連絡を大会組織委員会から電話で受けた時は「応募したことをすっかり忘れていた」と笑い、「五輪が自国開催となり、応募できるだけで幸せだと思っていた」と振り返った。

川西さんは大阪府出身。日本サインデザイン協会の常任理事を務め、これまで関西を中心に役所や学校などの公共施設、ホテルなど商業施設の空間グラフィックを手掛けた。

五輪・パラリンピック計約5000個分に使われる金銀銅は全て、全国から集められた不要な携帯電話などの小型家電をリサイクルした。家電の回収には、国内の全自治体の9割にあたる約1500市区町村が参加した。リサイクルした貴金属で全てのメダルを作る試みは五輪史上初めて。

リボンは大会カラーでもある日本の伝統色、藍色と紅色で彩った。内側には視覚に障害がある人でも順位が分かるように凸型加工が施されており、金には1つ、銀には2つ、銅には3つの凸型シリコンがプリントされた。選手が地元にメダルを持ち帰った際に、誰でも触ってメダルを確かめられるように加工を施したという。

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