北朝鮮が飛翔体2発、短距離ミサイルか 韓国軍分析

2019/7/25 6:44 (2019/7/25 12:47更新)
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北朝鮮は5月にも2度ミサイル発射している(朝鮮中央通信)

北朝鮮は5月にも2度ミサイル発射している(朝鮮中央通信)

【ソウル=恩地洋介】韓国軍合同参謀本部は25日、北朝鮮が同日午前5時34分と同57分に東部の元山付近から日本海に向けて2発の飛翔(ひしょう)体を発射したと明らかにした。1発目の飛距離は約430キロで、2発目はさらに遠くまで飛んだ可能性がある。高度は約50キロで、共に日本海上に落下した。軍関係者は短距離ミサイルとの見方を示した。

北朝鮮は5月4日と9日に新型の短距離弾道ミサイルを発射した。通常の弾道ミサイルとは異なる軌道を描くのが特徴で、聯合ニュースによると今回の飛翔体も似たような飛行パターンを示した。

韓国国防省報道官は25日の記者会見で「朝鮮半島の軍事的緊張緩和に向けた努力の助けにならず、こうした行為をやめるよう求める。米国と監視体制を強化していく」と述べた。米政府高官は「短距離の飛翔体が北朝鮮から発射されたとの報道を認識している」と語った。

弾道ミサイルであれば国連安全保障理事会の決議違反となる。ただ5月の発射時は、トランプ米大統領が問題視しない意向を表明した。韓国は弾道ミサイルだと認定しなかった。

北朝鮮は最近、米韓が8月に予定する合同軍事演習に反発する姿勢を示していた。16日に外務省報道官の名前で出した談話では、演習を続けるなら核実験や大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射実験の再開があり得ると示唆。非核化を巡る米朝実務者協議の開催見送りも辞さないと警告した。

24日には北朝鮮が合同軍事演習を理由に、韓国によるコメ5万トンの支援の受け取りを拒否したことも判明した。23日の朝鮮中央通信は、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の搭載が可能とみられる新造潜水艦を視察する金正恩(キム・ジョンウン)委員長の動静を報じた。

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