メイ氏「首相として国に仕え光栄」 3年の政権に幕
官邸前で最後のスピーチ

英EU離脱
2019/7/24 23:45
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【ロンドン=中島裕介】欧州連合(EU)離脱に3年間取り組み続けたメイ英政権が24日、幕を閉じた。メイ氏は、夫のフィリップ氏と並んで臨んだ首相官邸前での退任スピーチで「首相として国に仕えることができ光栄だった」と語った。「(私という)女性首相を見てきた全ての少女の皆さん。できることは無限だと知ってください」と女性へのエールも送った。

メイ氏は英首相としての最後のスピーチを行った(24日、ロンドン)=ロイター

スピーチに先立ち議会下院では、最後の党首討論に立った。労働党のコービン党首がEU離脱協議の混迷を批判すると、メイ氏は「党首を辞める身として言わせてもらうが、あなたこそ潮時ではないか」と反論。再国民投票の是非などを巡り党を統率しきれないコービン氏に意地を見せ、与党議員から喝采を浴びた。

3年前の7月、国民投票直後に英国史上2人目の女性首相として就任したメイ氏は同じ官邸前で「英国を一つにする」と訴えた。だが自らがEUとまとめた離脱協定案を議会で3回否決されるなど、最後まで分断した英国を元に戻せなかった。

スピーチを終え、首相官邸を後にしたメイ氏。スピーチの最後は「今後も議員の一人として英国の偉大な未来のために全力を尽くす」という言葉で締めくくった。

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