2019年8月20日(火)

米中貿易協議、上海で30日から開催 「休戦」後初

トランプ政権
米中衝突
中国・台湾
北米
2019/7/24 23:26
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米中の直接交渉は5月にワシントンでライトハイザー氏(中)と劉氏(左)が会談してから途絶えている=ロイター

米中の直接交渉は5月にワシントンでライトハイザー氏(中)と劉氏(左)が会談してから途絶えている=ロイター

【ワシントン=鳳山太成】米ホワイトハウスは24日、米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表が中国の上海を訪れて閣僚級の貿易協議を30日から開くと発表した。追加関税棚上げと協議再開の「一時休戦」で合意した6月の米中首脳会談以来、対面の交渉は初めてとなる。米中貿易戦争が世界経済の重荷となる中、対立の緩和につながるかは不透明だ。

協議にはムニューシン財務長官も参加する。同氏によると、29日に出発して協議は30~31日の2日間となる予定だ。中国側は劉鶴副首相が責任者を務める。閣僚級協議は一度決裂し、5月10日に米ワシントンで開いて以降は途絶えていた。

ムニューシン氏は24日「交渉を進めるのはよいニュースだが、多くの課題が残っている」と語った。上海会合の次は、ワシントンで開くことも計画しているという。

知的財産の侵害や技術移転強要など以前も議論していた幅広いテーマが議題となる。米国が求める農産品の輸入拡大や、中国の通信機器最大手、華為技術(ファーウェイ)への制裁緩和も話し合われそうだ。トランプ大統領は「米国に有利な合意が必要」と主張しており、妥協点を見いだすのは一段と難しくなっている。

トランプ米政権は貿易協議の中で中国が過去の合意事項を破棄したと主張。5月10日に制裁関税を拡大してから対立が再び激しくなった。6月29日に大阪で開いた米中首脳会談で、ほぼすべての中国製品に関税の対象を広げる「第4弾」の発動を当面見送り、貿易交渉を再開することで合意した。閣僚間で電話協議を重ねて対面交渉の開催時期を探っていた。

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