日産が大幅減益、カリスマなき復活の険しい道
証券部 岡田達也
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日産自動車が苦境にあえいでいる。25日発表した2019年4~6月期の連結決算は純利益が前年同期比94%減の63億円だった。米国など主要市場で販売不振が続いている。生産能力の削減を軸にした再建策を準備するが、ブランド力の回復と技術の進化は一朝一夕には行かない。かつて元会長のカルロス・ゴーン被告は大胆なリストラにより日産を復活へと導いた。カリスマなき今、日産は再び成長力を取り戻せるのか。
西川広人社...
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