パナのロボ子会社、介護施設にアシストスーツ

2019/7/24 18:29
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パナソニックの子会社でパワーアシストスーツを手がけるATOUN(アトウン、奈良市)は24日、介護施設に製品の販売を始めると発表した。対象は腰を補助する製品。隆生福祉会(大阪市)の施設で有用性を検証し、複数の人を続けて車いすに乗せる際などに効果的との結果を得た。販売代理店を通じて全国の介護施設に納入する。

介護施設の職員の作業を補助する

販売を始めるのは「モデルY」。これまで工場や建設現場、空港の荷物載せ替え作業などで使われてきた。本体を背負う形で装着し、腰の横にあるモーターで太ももに装着したバンドを引き付けたり突っ張ったりして腰の曲げ伸ばしを助ける。中腰の姿勢を助ける機能もあり、おむつ替えの作業も楽にできるという。価格は70万円前後で、リースの場合は月2万円ほど。

施設の職員は女性が多く、需要は大きいとみる。24日会見したアトウンの藤本弘道社長は「介護の現場から様々な意見をもらい次の製品開発にもつなげたい」と話した。

アトウンは大阪保健福祉専門学校(大阪市)と連携し、介護業界への就職を目指す学生が介護用ロボットの知識を学ぶ講座も支援する。ロボットの使用に抵抗感を持つ人もいるためで、理解を広めパワーアシストスーツの普及にもつなげる。

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