中日本高速が安全研修施設 笹子トンネル事故教訓に

2019/7/24 18:30
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中日本高速道路(名古屋市)は24日、社員の安全意識向上を図る研修施設を八王子支社(東京都八王子市)に新設すると発表した。2012年に9人が死亡した中央自動車道笹子トンネル(山梨県)の天井板崩落事故を教訓に、同様の事故を二度と起こさないよう高速道路で起こるリスクを学び、安全最優先で自ら行動できる人材を育てる。

施設の名称は「安全啓発館」。地上2階建て、延べ床面積は約2千平方メートルの予定で、19年秋に着工し、20年度の完成を目指す。

中日本高速は15年に川崎市の研修施設内に事故で下敷きになった車両を展示した「安全啓発室」を設け、社員研修に使ってきた。新施設には、車両を移設し、実物大の笹子トンネルの断面模型などを設置。過去の事故の写真や資料も展示し、安全についてより幅広く学べるようにする。

名古屋市で記者会見した宮池克人社長は「事故の尊い教訓を後世に伝え安全性向上に一層の努力をする」と語った。〔共同〕

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