ブロックチェーンで社債取引 野村が小口発行後押し
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野村ホールディングスと野村総合研究所(NRI)は有価証券の取引をブロックチェーン(分散型台帳)で管理する仕組みを共同で開発する。まず企業が発行する社債を対象とし、2020年夏の実用化を目指す。ブロックチェーンの活用で事務負担やコストを軽減し、より少額での起債を企業に促す。小口での売買もしやすくなるため、社債市場の活性化につながる可能性がある。
野村とNRIは8月にも新会社を設立し、ブロックチェーンを使った取引基盤を整える。新会社に...
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