NHK、吉本問題で「不信感抱かれないよう対応」

2019/7/24 17:53
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吉本興業のタレントが反社会的勢力のパーティーで会社を通さない「闇営業」をしていた問題で、NHKの木田幸紀放送総局長は24日の定例会見で、「視聴者から不信感や疑念を抱かれるようなことがないよう対応していきたい」と述べた。「一概に吉本興業だから全然仕事をしないというような状況では今はない」とし、各タレントごとに個別に番組への起用を判断する考えを示した。

NHKでは同問題に関連し謹慎処分を受けた「ロンドンブーツ1号2号」の田村亮さんが出演するBSのランニング番組「ラン×スマ」を別番組に差し替えたり、田村さんを外して放送を継続したりしている。木田総局長は「NHKは公共放送として、とりわけ高い放送倫理が求められている」と強調した。

一方、テレビ局に対して元SMAPの3人を出演させないよう働きかけた疑いで、公正取引委員会から注意を受けたジャニーズ事務所(東京・港)の問題も発覚した。これについてNHKの担当者は同日、公取から調査を受けたかどうかについてはコメントを控えたものの「圧力は全くありません」と述べた。

21日投開票の参院選ではNHKの放送を契約者だけが見られるようにする「スクランブル化」を主張する「NHKから国民を守る党」が議席を獲得した。木田総局長は「NHKが果たすべき公共的な役割や機能を根本から毀損する恐れがある」と述べた。

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