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英、ジョンソン新首相に期待と反発 入閣拒否も相次ぐ

24日に首相に就任予定のジョンソン前外相(左)は党内の結束に課題を抱えそうだ=ロイター

【ロンドン=中島裕介】英国のジョンソン前外相の次期首相への就任が決まったことに対し、英政界からは期待と反発の声が交錯している。ジョンソン氏は新政権の船出から、欧州連合(EU)離脱を巡る党内の意見の大きな隔たりに直面することになる。

23日に保守党の党首選で勝利を決めたジョンソン氏は、24日午後(日本時間同深夜)にメイ氏に代わり首相に就任する見通しだ。

ジョンソン氏と同様に10月末の離脱を目指す強硬離脱派は一様に歓迎の声をあげた。新政権への入閣も取り沙汰されるリースモグ議員は「ジョンソン氏はとても賢明な人物で、しかも人々が受け入れられる政策の概要も示している」と持ち上げた。トラス議員も「ジョンソン氏には英国を団結させる使命が待っている。わくわくする時が来る」とツイートした。

だが新党首が決まって団結すべき局面にもかかわらず、親EU派はジョンソン氏に反発し党内の足並みはそろわない。ダンカン外務担当閣外相は22日に役職を辞任し、下院議長に対してジョンソン氏が過半数の支持を得られるか議会で議題にすべきだと申し入れた。ミルトン教育担当閣外相も23日、ジョンソン氏の離脱方針に賛同できないとして辞任を表明した。

ハモンド財務相やガーク司法相など党ベテランもすでに、ジョンソン内閣の入閣拒否を宣言している。党内融和に苦しんだメイ首相はジョンソン氏の当選を受けて「離脱実現へ一緒に活動する。平議員として全力で支える」とツイートした。だがジョンソン氏もメイ氏と同じ苦労に直面しそうだ。

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