エスパー米国防長官が就任 7カ月の空白埋まる

2019/7/24 3:37 (2019/7/24 7:19更新)
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【ワシントン=永沢毅】マーク・エスパー米陸軍長官(55)は23日、国防長官に就任した。これに先立つ上院本会議で賛成90、反対8で人事案が承認された。2018年末にマティス前国防長官が突然退任してから約7カ月間続いていた国防トップの不在が解消した。緊張を増すイラン情勢への対処とともに、中期的には中国、ロシアの抑止への手腕も問われる。

米国防長官に就任したエスパー氏=AP

米国防長官に就任したエスパー氏=AP

トランプ米大統領は23日の就任宣誓式で「彼が傑出した国防長官になると確信している」と称賛した。エスパー氏はさっそく8月上旬に日本、韓国、オーストラリアなどアジア諸国を訪れる予定だ。米主導で結成をめざす中東・ホルムズ海峡の安全確保のための有志連合などを話し合う。イランについては外交による事態の収束をめざす立場を示している。

トランプ政権が「修正主義勢力」と位置づける中ロへの備えも急ぐ。米議会の公聴会では、米ロの中距離核戦力(INF)廃棄条約が8月2日に失効するのをにらみ、条約が禁じていた地上配備型の中距離弾道ミサイルの開発を進める方針を示した。

マティス氏の後任含みだったシャナハン元国防長官代行は家族の問題を理由に国防長官への指名を辞退した。エスパー氏は15日にトランプ氏から正式に指名を受けた。

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