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日本ハム・金子、快挙を期待させた6回無安打無失点

七回裏、日本ハムのマウンドには金子ではなく、左腕・公文が登場した。「えっ、交代なの?」という声が聞こえてきそうな、ざわめきが球場内に波を打つ。ヒットを1本も許さず、涼しげに投げ続けてきた金子の雄姿をもう少し見ていたい、と願う神戸のファンの思念が起こした波のようでもあった。

【23日のプロ野球 結果と戦評】

「立ち上がりから飛ばした」という初回から、投球内容はほぼ完璧だった。味方が先制点を奪った直後、相手の追撃の意欲を砕くように変化球、直球をコースに決め、内野ゴロ3つで滑り出す。

「全体的によかった」とすべての球種を自在に操る中でも、特にチェンジアップは全盛期を思わせる切れ味で、オリックス打線から4三振を奪った。うち2つは4番ロメロから。腰が砕けたようにバットが空を切るさまは、なすすべなしの印象を相手に与えた。

二回、六回に1つずつ与えた四球を「悔いが残る」と言いながらも、6回での降板には「ちょっとばててしまって……」と気にしていない口ぶり。「本来ならもう少し長く投げないといけないが、次の登板につなげられるように」と語り、自身のミッションは無安打無得点試合ではなく、別のところにあると示唆した。

オリックスの元エースは今季、日本ハムに移籍し、これが18試合目の登板。先発で12試合、中継ぎで6試合をこなし、難しい役回りを淡々とこなしている。6月8日以来の4勝目は今季最多の92球で手にした。7月に入り12勝4敗とペースを上げて首位を追うチームには、この右腕の快投が欠かせない。

(影井幹夫)

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