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W杯2次予選 ヤマは10、11月のアウェー連戦
サッカージャーナリスト 大住良之

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2019/7/25 5:30
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ワールドカップ・ロシア大会の決勝戦からわずか1年。早くも次回大会(2022年カタール)のアジア予選がスタートする。9月5日に開幕する2次予選だ。40チームを5チームずつ8組に分け、ホームアンドアウェーで対戦。各組1位(計8チーム)と2位の中で成績の良い4チーム、計12チームが来年9月から21年10月まで行われる3次予選(=最終予選)に進出する。

2022ワールドカップ2次予選F組日程
H/A 対戦相手
1 2019 9 5 日本の試合なし
2 10 A ミャンマー
3 10 10 H モンゴル
4 15 A タジキスタン
5 11 14 A キルギス
6 19 日本の試合なし
7 2020 3 26 H ミャンマー
8 31 A モンゴル
9 6 4 H タジキスタン
10 9 H キルギス

日本(FIFAランキング28位)は2次予選F組。ミャンマー(138位)、モンゴル(187位)、タジキスタン(120位)、そしてキルギス(95位)と対戦することになった。

このなかで最近対戦したのは、昨年11月に豊田スタジアムで親善試合を戦ったキルギス。山中亮輔、原口元気、大迫勇也、中島翔哉の得点で4-0の勝利を収めている。またタジキスタンとは14年ワールドカップの2次予選で対戦し、ホームで8-0、アウェーでは4-0と連勝した。ミャンマーとは1994年以来対戦がなく、モンゴルとは初対戦となる。

強豪国不在もアウェーに注意

こうしたことから「天国組」という報道も少なくない。たしかに、イラク、ウズベキスタン、シリア、北朝鮮など過去に苦戦を強いられた相手が同組に入らなかったのは幸運だった。また、アウェーのコンディションはどこも厳しいが、ときに気温40度という危険な状況で試合をしなければならない中東の国々が1つもなく、東南アジアと東アジア、そして中央アジアだけのグループになったことも好材料と言える。

しかしだからと言って、日本が楽勝できると思ったら大間違いだ。アウェーで戦う4試合は、国内でのホームゲームとは大きく違うからだ。

タジキスタンとは、11年10月に大阪・長居で、11月にドゥシャンベで対戦した。相手の特徴を見たアルベルト・ザッケローニ監督が長身FWのハーフナー・マイクを起用。これが当たって大阪では8-0と大勝した。しかし1カ月後、ドゥシャンベでの戦いには大きな「罠」が待っていた。ピッチ・コンディションの悪さだ。

試合の前々日に大雪が降った。その日から懸命な雪かき作業を行い、試合日にはいちおう乾いたが、ところどころ砂地の出たピッチは軟らかい上に凹凸だらけで、日本はパスワークの威力を消された。前半の終わりになんとか1点をもぎ取り、後半は落ち着いて3点を加えたが、アウェーの「罠」にはまって勝ち点を落としても不思議のない試合だった。

雨期の後半に当たり、猛烈な蒸し暑さが予想される9月のミャンマーに続き、10月にはタジキスタン、11月にはキルギスとのアウェーゲームが待ち構えている。モンゴルとのアウェーゲームは、最高気温が氷点下という来年の3月だ。

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