2019年9月23日(月)

米、中国石油企業に制裁 イラン原油輸入継続で

2019/7/23 7:15 (2019/7/23 12:36更新)
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【ワシントン=永沢毅】ポンペオ米国務長官は22日、米国の対イラン制裁に違反してイラン産の原油を輸入したとして、中国の国営石油企業・珠海振戎と同社の経営者1人に制裁を科したと明らかにした。イランに最大限の圧力をかける取り組みの一環だが、中国が反発する可能性がある。

ポンペオ国務長官はイラン原油の輸入を続けているとして中国企業への制裁を発表した(写真はロイター)

米国は5月2日、イラン産原油の全面禁輸を開始した。国務省によると、同社はこれ以降もイランから原油を購入していたという。米財務省は22日、制裁リストに珠海振戎を加えた。米国内での外国為替や銀行、資産の取引が禁じられる。

ポンペオ氏は南部フロリダ州の演説で「イランのイスラム教シーア派の最高指導者にこれ以上金が渡り、米兵の命を危険にさらすことには我慢ならない」と訴えた。

イラン産原油の最大輸入国だった中国は、第三国を経由してなお輸入を続けているとの見方がある。米国は18日、イランのウラン濃縮活動を不正に支援したとの理由で中国に拠点を置く企業を含めて7団体・5個人を経済制裁の対象に指定した。珠海振戎はオバマ前政権でも制裁を科されたが、2015年のイラン核合意を受けて解除されていた。

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