2019年8月18日(日)

印、月面探査車打ち上げ 9月に着陸へ、4カ国目

南西ア・オセアニア
2019/7/22 21:47
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【ニューデリー=共同】インド宇宙研究機構(ISRO)は22日、無人月探査機「チャンドラヤーン(月の乗り物)2号」を南部アンドラプラデシュ州から打ち上げた。同国の月探査は2回目。今回は初めて月面探査車を搭載し、9月に月の南極近くに軟着陸させる計画だ。着陸が成功すれば、米国、旧ソ連、中国に次ぎ4カ国目となる。

22日、インド南部で打ち上げられた無人月探査機「チャンドラヤーン2号」(インド宇宙研究機構提供、AP=共同)

ISROは、打ち上げは成功したとの見解を示した。モディ首相はツイッターで「月に関する新たな知識をもたらす」と述べ、成功を祝福した。

インドは3月に衛星攻撃兵器(ASAT)の実験にも米国、ロシア、中国に続く4カ国目として成功した。中国に次ぐ世界第2の人口を抱え経済成長を遂げる一方、宇宙に進出する技術力もアピールし、国力向上を強調したい思惑がある。

当初15日の予定だった打ち上げは約1時間前に燃料系統に不具合が見つかり、延期されていた。

ISROや地元メディアによると、予算は約98億ルピー(約150億円)で、同国のロケット「GSLV」を使用。月の南極付近を観測し、水の存在の確認や太陽系の成り立ちの研究に役立つ試料の収集を目指す。

インドは2008年に月探査機「チャンドラヤーン1号」を打ち上げた。観測機を月面に衝突させたほか、水分が広く存在している証拠を観測していた。

月面探査を巡っては、中国が今年1月、世界で初めて月の裏側に無人探査機を着陸させた。一方、イスラエルの民間団体は4月、民間初となる探査機の月面着陸に失敗したと発表した。

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