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京大と京都府立医大 移植用角膜の品質、評価の新指標

京都大学の田中求特任教授と山本暁久特定助教、京都府立医科大学の上野盛夫学内講師らは、再生医療で目に移植する角膜内皮細胞の品質を評価する新しい指標を作成した。細胞表面のたんぱく質を調べる現在の方法に比べ、細胞を損なわずに済み患者への負担が少ない利点がある。

老化や病気などで角膜内皮細胞が減ると視力が落ちる。減った細胞は体内で増えず、視力を回復させるには角膜を移植するしかない。京都府立医大は体外で培養した角膜内皮細胞を患者に注入する再生医療の医師主導臨床試験(治験)を進めている。

研究チームは治験のデータを用い、新指標の有効性を確認した。移植に適した細胞かどうかを判定できるほか、移植して半年たった角膜の画像から再び悪化するかしないかを予測できるという。成果を23日付の英科学誌「ネイチャー・バイオメディカル・エンジニアリング」(電子版)に発表した。

新指標は細胞間の物理的な相互作用の強さをみる。移植前は培養皿の画像を、移植後は眼科検査の画像を利用する。現在の指標は検査のたびに多くの角膜内皮細胞を失ってしまうため、手法の改良が求められている。

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