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中国、カンボジアの基地利用で合意か 米紙報道

【ハノイ=大西智也】中国政府がカンボジア南部の海軍基地を利用することで同国政府と合意したとの疑惑が浮上している。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が米政府や同盟国の当局者の話として21日報じた。実現すれば中国にとって東南アジアで初となる専用の海軍の中継基地になるとみられ、米国は警戒を強めている。

中国とカンボジアは関係を強めてきた(4月、訪中したフン・セン首相と(左)と握手する中国の習近平国家主席)=ロイター

WSJの報道によると、今春に結ばれた契約はタイ湾にあるカンボジア南部のリアム海軍基地の一部を30年間、独占的に使用できる内容で、その後は10年ごとに更新される。中国は軍関係者を基地に駐在させることが可能になり、兵器の保管や軍関係船舶の停泊も可能になる。

中国は領有権を主張する南シナ海を巡りベトナムやフィリピンなどと対立している。カンボジアの海軍基地を中国が利用できるようになれば、南シナ海への影響力をさらに強めることが可能になる。それとは別に、海軍基地の近くでは中国企業が大規模な空港を建設中で、米国は軍事転用を懸念している。

カンボジアのフン・セン首相はこうした疑惑を否定している。現地メディアに対して22日「今回のニュースはカンボジアに対する史上最悪のフェイクニュースだ。国内に外国の軍事基地を設けることはカンボジアの憲法に違反するためあり得ない」とコメントした。

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