東急東横店、渋谷駅再開発で2020年に営業終了 - 日本経済新聞
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東急東横店、渋谷駅再開発で2020年に営業終了

東急百貨店は主力の東横店(東京・渋谷)の営業を2020年3月31日に終了する。渋谷駅周辺の再開発に伴い、地下1階の食料品売り場など一部を除き、百貨店としての営業をやめる。跡地には2027年度にも「渋谷スクランブルスクエア」の第2期工事のビルが建設されるが、同社として再出店するかは現時点では未定という。

22日午後に発表する。従業員は他店舗や新規事業へ振り分け、希望退職などは行わない。

東横店は1934年に開業。渋谷駅に直結するなど高い集客力を持つ。東横店の売上高や利益は非公表だが、同社の店舗で最大だという。

東急百貨店は11月1日に東京急行電鉄JR東日本、東京地下鉄(東京メトロ)が開業する渋谷最大規模の複合ビル「渋谷スクランブルスクエア」を渋谷駅の真上に開く。化粧品やバッグなどを扱った「+Q(プラスク)」のほか、ファッションに特化した「428-224(シブヤニーニーヨン)」など新業態も入れる。これまでの百貨店の運営ノウハウを生かし新業態に注力する。

東急百貨店はこれまでの百貨店のビジネスモデルから化粧品や食に特化した商業施設の運営など多角化を進めている。東横店の周辺には服飾雑貨や化粧品などを充実させた渋谷ヒカリエシンクス(東京・渋谷)を構える。

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