2019年9月21日(土)

JR東など鉄道各社、臨時列車で時差通勤支援

Tokyo2020
2019/7/22 14:12
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JR東日本東京急行電鉄などは22日、列車が最も混み合う時間帯を避けた通勤を促すため、早朝時間帯に臨時列車の運行を始めた。2020年の五輪期間中の混雑の緩和を見据えた実証実験の位置づけだ。JR東日本では朝の6時台などに列車を4本分増便した。臨時列車の利用率を測るほか、顧客に時差通勤を周知する狙いがある。

JR東日本は中央・総武線で朝の6時台に西船橋駅始発の臨時列車を運行を始めた(22日午前、西船橋駅)

JR東日本では22~26日まで、混雑率の高い中央・総武線の西船橋駅発の上り列車や、山手線の内回り列車などで1日に4本、期間中計20本の列車を増発する。22日に千葉県の西船橋駅を6時24分に始発で出発した臨時列車には、約200人が乗り込んだ。同駅を利用する26歳の男性は「夏の満員電車は体にこたえるので、空いているのなら朝早くても臨時列車に乗りたい」と話した。

臨時車両の利用率などを検証して東京五輪本番のダイヤの検討に生かすほか、乗客に時差通勤を周知して五輪時にも活用してもらう狙いがある。東京2020オリンピック・パラリンピック推進室の吉田公室長は「五輪期間中は列車の利用が全体で1割増えると見込まれており、臨時列車が乗客の分散にいかに効果があるかを検証したい」としている。

東急電鉄でも臨時列車の運行を始めた。22~31日まで東急田園都市線、東急東横線の上り列車で朝の6時台に1日1本ずつ、計16本を増発する。臨時列車のほか、時差通勤をした人向けにスマートフォンアプリを通じて、カップアイスやレモネードなどと引き換えられるクーポンを配信して早朝の利用を促す。

各社で取り組みは広がっており、東京地下鉄(東京メトロ)でも22日から臨時列車の運行を始めた。京浜急行電鉄では、早朝の列車に乗った人にグループ会社の商業施設などで使えるポイントを付与するサービスを実施している。(長尾里穂)

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