2019年8月18日(日)

一夜明け決意新た 当選の維新・梅村氏「期待裏切らない」

関西
2019/7/22 11:58
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参院選で4議席を12人が争った激戦の大阪選挙区は、日本維新の会が2議席、自民党と公明党がそれぞれ1議席を獲得した。投開票から一夜明けた22日、当選した候補者らは朝早くから地元などで街頭に立ち「期待に応える働きをする」と決意表明。敗れた候補者は無念の言葉を口にしつつ「機会があれば戦いに挑みたい」と再起を誓った。

当選から一夜明け、街頭であいさつする日本維新の会の梅村みずほ氏(22日午前、大阪市港区)

「いってらっしゃい」「これから頑張ります」。初当選した維新の梅村みずほ氏(40)は午前7時半ごろから、大阪市港区のJR弁天町駅前で通勤客らに笑顔で声をかけた。約73万票を集め、約66万票を獲得した東徹氏(52)とともに維新が1位、2位を占めた。

梅村氏は出馬表明が公示直前の6月中旬にずれ込み、選挙戦の序盤は知名度不足に悩んだ。維新は松井一郎代表ら幹部が梅村氏と共に府内を幅広く回り、「夫婦家族で票の分散を」と呼びかけるなどして東氏との票割りに成功。陣営幹部は「こんなにうまく作戦が成功するとは思わなかった」と打ち明ける。

2児の母親でもある梅村氏。選挙戦では「主婦の目線で国会を変える」として教育政策に力を入れると訴えた。「まだ当選の実感はない」と話す一方で「期待を裏切らないようにする。身を切る改革で財源を捻出し、教育無償化や母親の支援に努めたい」と引き締まった表情で語った。

2期目の当選を果たした公明党の杉久武氏(43)は午前7時半ごろ、地元の大阪府寝屋川市の京阪香里園駅前に府議や市議らと並んだ。「皆さんの期待に応える働きをしたい」と、引き続き行財政改革を進めることを誓った。同市の男性会社員(48)は「安定した政治のもと、景気対策に取り組んでほしい」と注文をつけた。

「草の根の支援に感謝します」。議席を失った共産党の辰巳孝太郎氏(42)は午前8時すぎ、大阪市天王寺区のJR天王寺駅でマイクを握り、集まった支援者らに深々と頭を下げた。

選挙戦では消費税増税や年金問題を取り上げ、「格差や貧困は政治の責任」などと訴えたが、及ばなかった。「力不足で大切な議席を守れず悔しい」としながらも「選挙の機会があればいつでも戦いに挑む」と力を込めた。同区の作業療法士の女性(48)は「国会で(与党を)追及する姿がまた見られるよう応援し続けたい」と語った。

立憲民主党の新人、亀石倫子氏(45)は最低賃金の引き上げなどを訴え無党派層への取り込みを図ったが、初当選はかなわなかった。陣営関係者は「想定していた以上にターゲットに声が届かなかった」と悔しさをにじませた。

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