2019年8月18日(日)

本社や別スタジオに姿 周到に下見か 京都アニメ放火の容疑者

関西
2019/7/22 11:43 (2019/7/22 19:00更新)
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京都アニメーションのスタジオ(京都市)で起きた放火殺人事件で、青葉真司容疑者(41)が事件の数日前に同社本社(京都府宇治市)や別のスタジオの近くにいる姿が確認されていたことが22日、捜査関係者への取材で分かった。同容疑者は同社に一方的な恨みを募らせていた可能性があり、府警は同社を襲撃するために現場のスタジオ以外の関連施設も下見していたとみている。

京都アニメーション本社(京都府宇治市)

青葉容疑者は14日にさいたま市の自宅アパートで近隣住民とトラブルを起こしており、事件のあった18日の数日前に京都入りしたとみられる。その後、現場近くのホームセンターでガソリンを入れる携行缶や台車などを購入する姿が目撃されたり、防犯カメラに映ったりしていた。

捜査関係者によると、放火された第1スタジオから約1キロ離れた本社や、第2スタジオ(同府宇治市)の近くで台車を押す同容疑者の姿が、防犯カメラや目撃情報で確認されたという。第1スタジオ付近でも事件前に同容疑者のうろつく様子が確認されており、府警は同社の関係先を周到に回って襲撃先を決めた計画的な犯行との見方を強めている。

青葉容疑者は事件直後に身柄を確保された際、「小説を盗まれたから放火した。あいつらが悪い」という趣旨の話をしていた。ただ、同社が募集している小説の賞への応募は確認されておらず、府警は同容疑者が一方的に同社への恨みを抱えていた可能性もあるとみている。府警は重度のやけどを負って入院している同容疑者の容体の回復を待って逮捕し、詳しい事情を聴く方針。

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