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自民岸田派、落選相次ぐ 1人区も苦戦 広島で溝手氏落選

自民党岸田派に所属する議員の落選が相次いだ。改選定数1の「1人区」では秋田、山形、滋賀各選挙区で同派所属の現職が相次ぎ落選した。岸田文雄政調会長の地元である広島選挙区(改選定数2)では現職の溝手顕正元防災相が同じ自民党新人の河井案里氏と無所属の現職に敗れた。「ポスト安倍」としての岸田氏の求心力に影響が出る可能性がある。

岸田派は今回の参院選で改選を迎えた現職が9人いた。東北地方では秋田で中泉松司氏、山形で大沼瑞穂氏がいずれも野党統一候補の新人に敗れた。滋賀選挙区は二之湯武史氏が元滋賀県知事の嘉田由紀子氏に競り負けた。いずれも自民党が指定した激戦区で安倍晋三首相や小泉進次郎氏らが連日現地に向かい、支持を呼びかけていた。

岸田派にとって衝撃なのが広島選挙区の結果だ。改選定数2の広島はこれまで自民党と野党が1議席ずつを分け合ってきた。党本部が2議席独占を目指し、県連の反発を押し切って新人の河井氏を擁立した。

岸田氏は21日夜のテレビ東京番組で「厳しい戦いだった。今もそれを痛感している」と振り返った。岸田派議員の一人は「大打撃だ。立て直しは厳しい」と述べた。二階俊博幹事長は「広島の結果で『ポスト安倍』がどうとは考えていない」と党本部で記者団に語った。

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